松浦地区家畜診療所

技術-Advanced technology-

 当所では、診療への最新技術導入に努めています。肉眼ではわからない病態の判断や、機械がないと難しい処置も可能です。

内視鏡-Endscope-

 内視鏡を用いた肺炎症例の気管支肺胞洗浄(BAL)によって、原因菌及び有効な抗菌性物質を検査し、診療方針に活用しています。また、洗浄による膿様物の物理的な除去が、治癒に効果があるようです。

 これまで、P.multocidaT.pyogenes、マイコプラズマ属等が検出されています。





腹腔鏡-Laparoscope-

 第四胃変位や潜在精巣等の手術の際に使用します。患部の切除だけでなくバイオプシーも可能です。

 潜在精巣の場合、精巣の位置でアプローチが変わるため、事前に位置を把握できることで対象牛の負担減にもつながります。

デジタルX線検査-Digital Radiography-

 移動可能なX線検査機器のため、農場での撮影・現像可能です。また、撮影後すぐに画像を確認できるため、再撮影や骨折の有無の診断等もその場で行うことができます。

経膣生体内卵子採取-OvumPickUp-

 当所では体内・体外にかかわらず受精卵作出業務を行っています。母牛の卵巣から直接、未成熟卵子を採取し体外授精による受精卵作出も可能になりました。

一般社団法人松浦地区畜産振興会 松浦地区家畜診療所

〒859-4502 長崎県松浦市志佐町里免200-3

TEL:0956-72-0562  FAX:0956-72-0904

休日・夜間は当番担当者に転送されます