受精卵関連業務-Embryo Services-
| 当診療所では、体内受精卵ならびに体外受精卵の生産業務(および、それらの移植業務)をおこなっています。当所で受精卵を作出するにあたっては下記譲渡契約約款を承認したものとします。 |
第1条(総則)
第2条(適用)
第3条(禁止事項)
1.家畜改良増殖法など関連法令に違反する行為
2.和牛遺伝資源を日本国外に持ち出すための行為
3.和牛遺伝資源を日本国内で飼養される肉用牛の生産および改良の目的以外で利用する行為
第4条(第三者への譲渡)
第5条(規約の変更)
| 優良な母牛の体内で受精卵を作り、それらを回収して他の牛に移植する技術です。専用のホルモン投与プログラムを用いて複数の卵子を排卵させることで、一度に複数の受精卵を効率よく得ることができます。 |
牛の状態確認・打ち合わせ
牛の発情周期や卵巣の状態等を確認のうえ、採卵日の日程調整をおこないます。採卵当日の移植を予定する場合は、受卵牛の状態確認もあわせておこないます。
過剰排卵処理(ホルモン投与)
より多くの優良な受精卵を得るために、数日間のホルモン投与をおこないます。利用者の皆様にもご協力いただきながら、確実な発情誘起と多数排卵を目指します。処置の過程でご不明な点があれば、いつでも獣医師にご相談ください。

人工授精(AI)
発情が確認されたら、ご希望の種雄牛の精液を用いて人工授精をおこないます。必要な場合には、発情日の翌朝にも人工授精をおこないます。
採卵と受精卵の評価・保管
人工授精から約1週間後に、子宮内から受精卵を回収します。回収した受精卵は顕微鏡で品質を評価し、そのまま受卵牛に移植するか、専用のストローに詰めて凍結保存します。

| 母牛の卵巣から未受精の卵子を採取し、体外で授精および培養をおこなった後に他の牛に移植する技術です。ホルモン剤に依存せず、優良血統の遺伝資源を活用することが可能です。 |
牛の状態確認・打ち合わせ
母牛のコンディションを確認し、採卵(OPU)の日程を決定します。体内受精卵と異なり事前のホルモン処理が不要で、妊娠初期の牛からでも実施可能な場合があります。
経腟採卵(OPU)
エコーガイド下にて、卵巣内の卵胞から直接卵子を吸引・採取します。母牛への負担を最小限に抑えつつ、優良雌牛から効率的に未受精卵を回収します。

体外受精(IVF)・培養
採取した卵子をインキュベーターに入れ、ご希望の種雄牛の精液と体外受精させます。その後、約1週間かけて移植可能な受精卵になるまで培養します。
胚の評価・保管
発育した胚盤胞を顕微鏡下で品質評価します。高品質な胚を作出した後、基本的には凍結保存を実施します。

一般社団法人松浦地区畜産振興会 松浦地区家畜診療所
〒859-4502 長崎県松浦市志佐町里免200-3
TEL:0956-72-0562 FAX:0956-72-0904
休日・夜間は当番担当者に転送されます



